学生時代に自分がもっていたものは、バイタリティ
私は大学時代、とある高校のバレーボールのコーチをしていました。その頃は、朝はコンビニでアルバイト、昼は大学、夕方はコーチ、それが終わってからも深夜まで喫茶店でアルバイトといった学生生活をしていました。いざ、就職のタイミングでそのバイタリティをどう活かそうかと考えた時に影響を受けたのが、一緒にコーチをしていた先輩でした。その人は、コーチを続けたい一心で大学に入り直して教員免許を取り、コーチの道に進んだのです。今ではその高校を春高バレーの常連校にまで育て上げています。やりたいことを貫く彼の姿勢に感化され、スポーツ関連の仕事を通して学校をサポートしたいと考えて、百貨店に入ることにしました。
「自分の使命とは?」貢献志向で新入社員トップ表彰を受ける。
しかし入社後、スポーツ部門への配属を希望したのですが、結果的には食堂・サービス部という部署に配属されることになりました。その部署では27年ぶりの新卒だったらしく、配属されたのは同期でも私1人でした。仕事の内容としては、どんどんスポーツから離れていたのですが、だからといって腐ることなく、徐々に私は「どうしたら会社に貢献できるか」「この会社での私の使命とは」と考えるようになっていました。そのおかげかはわかりませんが20代前半にして異例の課長会議に出席、その後も少しずつ周りから認められ、新卒社員400名から1名だけ選ばれる新入社員グランプリをいただき、その甲斐があって、別部署からの引き抜きで販売計画部へ異動になりました。そこで出会った上司が私の人生を変えました。
人生を「数」で数えるようになった25歳
当時私は25歳。定年まで残り35年です。夏は35回しかこないし、桜も35回しか見られない。そう考えると案外人生は短く、時間を無駄にしてはいけない、と思うようになったのです。上司に出会ってから気づいた私ですが、学生の頃からこのことに気づいていればもっと学生生活が充実していたと思います。だからみなさんには、「年・月・日と区切って数えて人生が案外短いことに気づくと、時間を大切に考えるようになり、もっと濃い人生を送ることができる」ことに気づいて欲しいですし、それを伝えてゆくのが私たちの世代の役目だと思っています。
思うことなんてバカでもできる。難しいのはそれを実行し継続すること
濃い人生を送るためには、考えていることを実行に移し、やり続けることが絶対に必要なのだと思います。ただこれはすごく難しい。実行し続けるためのポイントは、「やりたいことをやっているか」だと思います。私自身、辛い時でも実行し続けられるモチベーションはやりたいことをやっているという幸福感ですし、今でもイベントが終わった時の達成感が次のプロジェクトへのモチベーションになっています。もちろん社長を務めている中での緊張感は終りのないマラソンのようですが、いろんな企業やいろんな人間と一緒にプロジェクトを成功させた時の喜びが、走り続けるエネルギーになっているのだと思っています。
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