OBOGガイドブック 現役大学生と卒業生を結ぶキャリアマガジン

メディア業界・広告業界で起きている歴史的な大変化と
新しいビジネス機会


今、マスメディアや大手広告代理店は、苦境に立たされています。百年に一度の大不況による一時的な落ち込みだと思ったら大きな間違いです。落ち込みが回復することはあっても以前と同じ水準には戻らないと思っています。それは、消費者とメディアの接点において根本的な大変化が起きているからです。まず、メディアの観点で、テレビ、新聞など4マス以外にも、インターネット、モバイルの世界でメディアとして使える枠が圧倒的に増えました。消費者の観点でも、マスメディアから与えられた情報だけでは消費行動に結びつかなくなり、クチコミやインターネットの情報の影響が大きくなりました。広告主の観点でも、投資対効果を厳密に測定するようになり、効果が測定しにくいテレビやラジオに対する広告よりも投資対効果が測定しやすいインターネット、モバイルに対する販促予算にシフトしています。要するに、より消費者のニーズにマッチしたプロモーションができる環境になってきており、従来のマスメディアと大手広告代理店は、その変化に対応しきれていないのが現状です。そんな中、これまでマスメディアを通して流通していたコンテンツが、インターネット上に流通しはじめており、コンテンツ流通とそのマネタイズの分野に新しいビジネスの可能性が溢れています。




コンテンツ流通の分野で、文化的な貢献を果たすという志から会社をはじめる


もともと、「コンテンツは文化」だと考え、インターネット上でコンテンツの流通促進をはかり、国内外を問わず文化的な貢献を果たしたいという想いで会社を設立しました。現在は、150社以上の取引実績とテレビ局、広告代理店との事業提携も進み、世界に誇る日本のコンテンツを流通・促進させるという目的に向けて事業を拡大しています。たとえば、フジテレビのオンデマンド配信事業も当社から事業協力といった形で企画・運営しています。
特徴としては、クライアントのニーズ、ビジネスモデルに最適な解決策を考えるアライアンスビジネススキームで事業を創造していることです。常に自己変革しながら、収益化のためのビジネスモデルを広告、ユーザー課金、システム利用、物販、権利ビジネスなど多面的に試しています。今後も消費行動の変化と技術革新は進んでいくので、常に変化せざるを得ないのです。そのために、研究開発室を設け、海外事例や最先端技術を積極的に研究し、実ビジネスに取り入れています。


世界に向けて日本のコンテンツを配信していく、大いなる挑戦


日本のコンテンツは世界的にみても非常に質が高いのですが、国内市場が巨大であるため、これまでは海外に販路を拡大する必要がありませんでした。しかし、国内市場が縮小傾向に転じた今、海外進出を考えるコンテンツホルダーが増えています。海外へのコンテンツ配信が進めば、日本をもっと知りたいと思う海外の人も多くなるはずです。そうすれば、資源のない日本にも、観光資源を収益化していく道が開けるのではないかと期待しています。
また、日本の文化、コンテンツを外に向かって一方的に発信していくだけでなく、海外の文化、コンテンツを日本に取りいれて、世界的に良質で価値のあるものをしっかりと日本に展開していくことも大切だと感じています。そうすることで、日本人の世界観や民族・文化を超えた相互理解も進み、世界平和にも貢献できるとさえ思っています。


インターネットが社会的な問題を解決する


医療、農業、地域活性化といった、今までインターネットがあまり活用されてこなかった分野において社会的な意義のある事業に取り組むことも考えています。インターネットの本質は情報発信の障壁が著しく低下したことによるコミュニケーションであり、ダイレクトマーケティングもそれにより大きく可能性が広がった分野だと考えます。その業務は、デジタルコンテンツを扱おうが、リアルな物体を扱おうが変わりはありません。また、文化としてのコンテンツは、映画やテレビ番組だけではなく、大事に作られるお米や農作物や生産者の想いもコンテンツのひとつです。近年、農業における情報の不透明性が問題になっていますが、良質なものを作る人が正当に報われる仕組みを構築すべきだと考えています。地方活性化のために、地方の魅力的なコンテンツを有効活用するためにも、インターネットが果たす役割は大きいと思います。


チャレンジするリスクよりチャレンジしないリスクの方が大きい時代


私の学生時代は、ベンチャーブームもあり、野心的な学生起業家が何名もいました。残念ながら、その大多数が失敗を経験するはめになりましたが、失敗しても、「こいつは面白い」ということで、その後も大企業から声をかけてもらう者や、再度起業をチャレンジする者もおり、今でも活躍している人がほとんどです。このご時世、チャレンジしないリスクの方が、チャレンジするリスクよりも大きいのではと思います。


≪スキルアップジャパン会社説明会≫
テレビ局・大手広告代理店を巻き込み、次代のインターネットサービスを創造するスキルアップジャパン・特別会社説明会
[2010.05.14(金)19:00-21:30]



スキルアップジャパン株式会社
代表取締役 坂野哲平


学生時代に熱中した事: アルバイト、ボランティア、議論
おススメの一冊: 『大地の子』(山崎豊子 著)
毎日続けている事: 食べる・寝る・遊ぶ(日々精進)
将来の夢・目標: 世界を幸せな方へ一歩近づける
最近注目のモノ: メディアのガラガラポン
(メディア業界の大変革)
仕事で大事にしている事: 互恵関係と社会公益性

スキルアップジャパン株式会社
事業内容:
1.デジタルコンテンツ配信プラットフォームの提供事業
2.WEBプロモーション/ECサイト構築・企画・運営
3.コミュニティビジネス企画・運営
4.システムインテグレーション
5.地域活性化支援事業

所在地:
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場一丁目24番16号内田ビル


早稲田大学理工学部にて、RSA暗号および量子コンピューティングを研究。「日本のコンテンツをもっと世界にアピールできないか」そんな夢を持ち、2001年にスキルアップジャパンを設立。キーテレビ局をはじめ150社以上の取引実績と100以上のデジタルコンテンツ配信サービスを担う企業に成長。現在は日本を代表するメディア各社との資本・業務提携を実現し、コンテンツ産業を担う存在となりつつある。



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