ベンチャーに入ってよかったと思いますか?
はい。ベンチャーに入ったことで、お客様に、個人を信頼してもらう力が身につきました。大手企業やブランドのある企業で働くと、簡単にお客様とアポイントが取れますが、無名のベンチャーだと、しっかりとツボをおさえた営業提案ができないとなかなか会ってもらえません。会社のブランドに頼らずに自分の生み出す価値を提案する訓練ができたのが良かったです。ちなみに、同期入社だった25名のうち、半分ぐらいは独立して社長になっています。
IT業界の現状について、京和社長の考えを教えてください。
業界全体としては、あまり良い方向にいっていないように感じます。働く人にとっても、長時間勤務で残業が常態化した会社も多く、あまり良い環境ではない会社が多いかもしれません。このままではIT業界に未来はないでしょう。私はそんなIT業界をなんとか良くしたいです。本来、ITは人の生産性を向上させるものであり、IT業界はもっとも生産性高く、短時間で高い付加価値を出せるはずなのです。
御社の事業内容について教えてください。
業務システムのコンサルティングと設計・開発をしています。金融機関や広告代理店などの基幹システムの開発がメインです。 業務システムの市場規模は10兆円と巨大で、そのうちフレームワークを用いた開発が8割を占めています。将来的には自社でフレームワークを開発して、生産性を上げ、経験が浅い人でも開発を効率良くできる組織・体制づくりを行い残業の多い業界習慣を変えていきたいと思っています。
御社の今後のビジョンをお聞かせください。
まずは、創業5年目で社員100名規模を目指しています。そのためには、仕組みと組織づくりが急務です。1、2年目で培ったものを、さらに拡大する積極的な戦略に転じるつもりです。これから勢いに乗ろうとしている一歩手前という状況ですね。あとは、社員が明るく楽しく働ける環境作りも徹底させていきたいです。
御社が求める理想の人材像を教えて下さい。
組織がまだできあがっていない状態の中でもやっていこうと思える人や、失敗を恐れずにがんがんやってくれる人を求めています。特に現時点での優秀さだとか、人よりも何か優れているところは求めていませんが、気持ちだけは強くないとダメですね。スキルよりも気持ちが大事です。寝る間を惜しんで頑張る気持ちがある人であれば、大歓迎です。
最後に、学生へ向けてのアドバイスをお願いします。
家族や友人から、就職するなら大きい会社が良いと言われることが多いもしれませんが、就職先を選ぶ際には、自分自身が本当に「何をやりたいのか」をしっかりと問うべきだと思います。
特に、何か将来独立したいという思いが強くあるのならば、大企業ではなくベンチャーに行くべきです。ベンチャーであれば、若いうちから仕事をどんどん任せてもらえるので、大企業に行くのに比べて経験値が圧倒的に高くなるからです。
自慢できるからという短絡的な理由で大手有名企業を選んでも、それと引き換えに自分の人生の主導権を大手企業に預けてしまうことになるので、すごくもったいないと個人的には思います。
ベンチャーの選び方としては、経営者をみて、この人と合うかどうか、面白そうだと思うか、といった直感を大事にすると良いと思います。
シアトルコンサルティング株式会社
事業内容:情報システムのコンサルティングおよび設計・開発
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル27F