OBOGガイドブック 現役大学生と卒業生を結ぶキャリアマガジン
杉本哲哉 株式会社マクロミル 「世界の一員」として自分に何ができるのかを考えてほしい

杉本哲哉 株式会社マクロミル 「世界の一員」として自分に何ができるのかを考えてほしい
OBOGプロフィール
1967年神奈川県生まれ。 早稲田大学社会科学部を卒業後、株式会社リクルートに入社。 求人情報誌営業部、財務部、新規事業開発室を経て、 2000年1月、株式会社マクロミルを設立。代表取締役社長に就任。 06年、取締役ファウンダーに就任し、 07年からは早稲田大学ビジネススクール(大学院)にて招聘講師(現任)を担当。 08年4月、経済同友会幹事に就任。 09年7月、代表取締役会長兼社長に就任、『再ベンチャー宣言』を掲げて代表復帰。

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杉本哲哉 株式会社マクロミル 「世界の一員」として自分に何ができるのかを考えてほしい


どのような学生生活をお過ごしでしたか?


中高時代は映画制作に没頭していたのですが、大学に進学してからは、映画制作という枠から飛び出して「何かを表現できる人間」になりたい、 そのためには学生らしく過ごす中で「幅広い知識や教養を身につけてゆこう」と考えていました。 そのような思いから、大学ではザ・ワセダ・ガーディアンという出版サークルに入り、 幹事長として雑誌出版のための取材や編集、広告営業などに携わりました。 出版作業を経験する中で、表現者たるためのベースをもっとつけなければいけないと痛感しました。 ですから、興味のある講義は積極的に履修して、勉強もしっかりとやりましたね。


就職活動はいかがでしたか?


サークルでの経験から出版に興味を持ったので、その業界を中心に受けました。 世の中で起こったことを追いかけて広く伝えてゆく仕事がしたいと思っていたのですが、出版社のひとつとして話を聞きに行ったリクルートの採用担当者から「何か事業を起こした人を取材する立場よりも、自分で事業を起こす立場になった方が面白いんじゃない?」と言われ、事業を起こすということに強い興味を持つようになりました。リクルートであれば、その環境があるし、一緒に働く先輩たちからも学ぶことが多いだろうと考え、リクルートを選びました。


杉本哲哉 株式会社マクロミル 「世界の一員」として自分に何ができるのかを考えてほしい


起業されるまでの経緯を教えてください。


リクルートに入社してからは、営業や財務の部署を経た後、95年に新規事業開発室というところへ異動して、そこで当時本格的に商業化が期待されはじめたインターネットを活用したサービスの検討をすることになりました。それにあたって市場調査することになったのですが、既存の調査会社には変化の速いインターネットビジネスを検討するのに十分適した会社はありませんでした。もっと早く安く手軽な調査サービスはないものか考えたのですが、どこにもなかったんですね。「ならば自分でやってみよう」と考えたのがマクロミル設立のきっかけです。


現在、早稲田大学で寄附講座を開かれていますが、その経緯を教えてください。


マクロミルが上場したあたりから計画採用をするために新卒採用を始めたのですが、面接で大学生と話す中で「学生の知的好奇心や基礎学力が昔に比べて随分落ちているのではないか」と感じるようになりました。別の場で多くの大学生と会ってもその傾向は変わらなかったので、日本の教育の現状にまず危機感を抱きました。ただ、そこで「自分が教育を変えてやる」と大上段に振りかぶっても、いきなり大きなことができる訳ではないので、「草の根運動に終わっても構わないから何か行動しよう」と模索し始めました。かねてより早稲田大学のベンチャー講座で何度か講演していたこともあり、これを寄附講座としてマクロミル流にアレンジできないだろうかと考え、大学に持ちかけたところ、実現しました。寄附講座を通じて、私たちから伝えられることを学生の皆さんに伝えてゆきたいし、反対に大学生の考えていることも理解してゆきたいです。


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株式会社マクロミル

事業内容:インターネットを活用した市場調査(ネットリサーチ) 等
所在地:[本 社] 〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 11F
         [関西支店] 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビル 9F


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