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小野田 弘士 株式会社早稲田環境研究所 環境への貢献と企業利益を両立させる大学発ベンチャー・博士社長の熱き挑戦

小野田 弘士 株式会社早稲田環境研究所
OBOGプロフィール
1978 年5月12日生まれ。2006年3月、早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。2006年4月より早稲田大学環境総合研究センター講師。2008年4月より同准教授(現職)。2003年8月、環境系の大学発ベンチャー、株式会社早稲田環境研究所を設立し、代表取締役に就任(現職)。専門は、熱エネルギー工学、環境配慮型設計、ライフサイクルアセスメント(LCA)等。

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学生時代から、起業に至るまでの経緯を教えてください。


学生時代は、サッカーをずっとやってきて、中学校時代には、選抜チームに選ばれ、現在Jリーグで活躍する選手とともにプレーする機会もありました。しかし、高三で埼玉県選抜に入れなったことをきっかけにサッカー抜きで大学を選ぼうと思い、推薦で早稲田に入りました。その後の選択肢が増えそうだということで理系にしました。その当時から環境問題が面白そうだとは思っていました。修士課程一年のときに就職活動をして、メーカー、シンクタンク、技術系コンサルなど数社から内定をもらいましたが、結局環境の分野で何かやるなら大学に残るのが一番だろうと感じ、博士まで進学することにしました。修士課程二年の冬に指導教授から「環境に関する評価ソフトに民間のニーズがある」という話が持ち上がったのをきっかけに会社を作ろうという話になり、とりあえず作ってしまえ、走りながら考えようということで、設立の手続きからすべて自分でやりました。最初は、調査、委託研究の仕事が多かったのですが、技術開発の分野を増やしていきました。その後、技術開発の成果をいかし、省エネ関係のコンサル、廃棄物リサイクル関係のコンサル、環境評価ソフトのビジネスも立ち上がってきました。


小野田 弘士 株式会社早稲田環境研究所 環境への貢献と企業利益を両立させる大学発ベンチャー・博士社長の熱き挑戦


環境というと、社会貢献という側面が強い印象があります。企業が社会貢献と利益を追求することは矛盾しませんか?


今、環境を謳っている企業の目的はイメージアップや広報的意味合いが強いですよね。いざ環境を謳ってもセールスの現場では理解されないというわけです。しかし、時代として環境対策をやらなければいけないときにきています。社会貢献と利益の両立のためには経営の中に環境要素をどう組み込んでいくかが大事で、省エネがコスト削減につながるように、社会貢献と利益を両立できるポイントは確実にあるはずです。それを見極める必要性が増してきていると考えています。


昨今、大企業の環境に対する取り組みをよく見かけます。


大企業が環境対策をがんばっているのは事実ですが、そういう企業は環境対策の部門が本流ではないこともあります。企業が環境対策をどうポジションしているかを見極める必要があります。提供する商品の中に環境配慮という軸を入れているだけでその企業が環境対策をがんばっているというイメージにつながってしまっていて、実際にはギャップがあることも多いです。ギャップと言えば、環境という言葉から受ける印象でクリーンなイメージをもつことも危険です。実際のごみ焼却の現場など実態にも目を向けるべきです。大企業のイメージアップ戦略に関わるのみではなく、本当に環境対策に携わりたいのなら、本気で環境に向き合っている企業・NPOはたくさんあります。本当に志があるのであれば、イメージ先行で大企業だけに興味を絞るのはもったいないですね。


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株式会社早稲田環境研究所

企業、官公庁等における省エネ、各種製品や技術などの環境問題に関するコンサルティング、情報提供、インキュベーション事業等。
所在地:〒169-0051【本社/研究室】東京都新宿区西早稲田1-22-3 早稲田大学19-3号館 早稲田大学インキュベーションセンター  11室


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