OBOGガイドブック 現役大学生と卒業生を結ぶキャリアマガジン

日本の技術をもって新産業を創りだす、そのためのベンチャー支援


日本のベンチャー企業を支援するということは、技術と経験を持っている人間の使命だと思っています。今の日本にとって、世界で勝負できる技術や新産業の勃興は急務の課題でしょう。こういった分野への挑戦は、なかなか大企業の内部からは起こりにくいため、技術と気概を持ったベンチャー企業を支援しています。現在支援しているユビテックも、「次世代ユビキタス技術の創造に挑戦」するというミッションを掲げ、世界一を目指しています。イメージング技術やセンシング技術など業界屈指の技術力と、「人の役に立つ」という社会に対する思いを持っている会社ですから支援しない理由がありません。
また、私自身ベンチャーを経験すること自体が、とてもいい経験になっています。私は現在46歳ですが、もし大企業にいれば事業部長くらいで、製品を作ったり、売ったりということをしているでしょう。会社経営の責任もなく、世の中の流れなどに感度が高くなくとも平穏に日々が過ぎていくわけです。一方で、ベンチャー企業では、いきなり取締役になり、会社のキャッシュ、売り上げ、ポートフォリオなどすべてを見た上で、会社経営に携わっていきます。いやでもビジネスセンスが身につくわけです。



事業を肌身で感じることができる企業を選ぶ


就職活動をするにあたって、自分の十数年後を計算して進路を決める人もいるかと思いますが、頭でっかちになって計算をすると、ろくなことになりません。キャリアを選択する際は、ぜひかっこうをつけすぎないでください。今もっている情報や知識で計算したところで、世の中で注目を集めている分野や、人や、企業などは10年経つと大体正反対になります。周りの人たちがやっていない方向に進んだ方が、むしろリスクは軽減されると思います。では具体的に、どのような環境に身をおくといいのか?
個人の価値観や、やりたいことにもよるので一概には言えませんが、事業を経験できる環境がいいと思います。できれば事業を肌身で感じることができる規模がいいと思うので、10名前後の会社に入社して、そこから40名、100名の規模にしていくところを経験すると、確実に力は身につきます。もっというとその会社を清算するところまで経験すると完璧です。ただ、倒産ばかりは、意図してできることではありません ( 笑 )なので、ベンチャー企業に入社する際に、倒産するリスクを嫌う学生もいるかと思いますが、むしろそれはチャンスだと思います。最初から大企業に行きたいと思っている人は腕に自信のない人です。ぜひいろいろな可能性に目を向けて、志を持ってチャレンジに満ちた人生にしてください。



株式会社ユビテック
社外取締役 江崎浩


学生時代に熱中した事: ラグビー
おススメの一冊: 『論語』(孔子 著)
毎日続けている事: 「私の履歴書」(日経新聞)を毎日読む
将来の夢・目標: 日本人のグローバル化
最近注目のモノ: エネルギー・都市設計
仕事で大事にしている事: 信じること

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株式会社ユビテック
事業内容:
デジタル情報家電向け映像エンジンの開発・製作、センサー機器の開発・製作及び、次世代インターネット技術等に関するコンサルティング

所在地:
〒141-0031東京都 品川区西五反田1-18-9五反田NTビル6階




東芝に入社後、すぐアメリカに行かされて、英語も文化も全くわからない中で、もがいた経験が印象的でした。インターネット黎明期にアメリカの最先端の場所で、ペンシルぺニア大学・トーマス・ワトソン研究所・MITなど東海岸のベストチームの人たちとの刺激的な日々は今でも自分の糧となっています。


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