2009年02月27日(金)
GOOD FINDの主催するセミナーに来ている学生にはよく言っていることであるが、今年の新卒就職戦線は 昨年までと180度変わり、「氷河期」に入った。
その様な状況で、企業側も昨年までの目標の人数を確保する採用から、良い人がいれば採用するスタンスを取っている。
つまり、昨年までだと、たとえばある会社で100名の採用を計画した場合、学生をお客さんのようにおもてなしして、 それで内定を出して入社してもらう、という態度だったのが、 今年は、別に無理をしてとる必要はなく良い人で、かつ意欲の高い人がいれば採用する、という態度に変化している。
では10卒予定の学生はどのような態度が必要になるであろうか?
まず上記の状況から、今年は就職活動を「勝ち抜く」意識を もたなくてはならないことは当然である。
実際に、GOOD FIND生でも、2月中旬のタイミングで複数の企業から 内定を「勝ち取った」つわものもいる。
彼らにヒアリングをすると、具体的に何をどうすべきかが見えてきた。
主に2つの質問を想定して準備を進めると、良い。
- 自己PR人にない体験や特徴はないかを見つめなおし、PRを考えてみよう。
サークルの副代表は、同世代に多数いる事を考えると、PR ポイントとしては弱い。GOODの例のような、常に人とは一味違う 話をするように心がけたい。
その結果として、面接官やグループディスカッションなどの チームメンバーが、あなたの話をもっとつっこんで聞いてみたいと 思ってもらえるようなエピソードを用意しよう。
- 志望動機志望動機を企業が聞く理由は、「即戦力となりうる人材か」を見極めるためである。志望動機が高い学生ほど、会社への貢献を考えてくれるので、即戦力として活躍してくれる期待が高まる。
今年は、昨年に比べ、志望動機を詳しく確認することで、人材の見極めをする企業が増えているので、抜かりなく準備をしたい。
志望動機に関しては、必ず、面接を受ける会社オリジナルのものを用意したい。なぜ地球上にたくさんの会社があるのに、御社(志望する会社)を選んだのか?
明確な理由があるはずだ。
例えるなら彼氏/彼女を選ぶときに、「なぜあなたがよいか?」 が言えないと、相手にはひびかないだろう。企業が相手でも全く同じことである。
志望業界に対する自分だけの考え方や感じ方を言葉で 表現できるだろうか?
またその会社に入ったときに、自分がどのような形で貢献できるか イメージできるだろうか?
このあたりを自問自答して、ちゃんと答えられるように準備を しておくべきである。
そのためには、
は、最低限行ったほうがよい。特に、業界の概要などで、競合他社 の名前、特徴くらいは把握しておくのが望ましい。
上場企業であれば、IRレポートなどで、企業の情報は開示しているし、 営業・採用に意欲的な企業は、自ら開示している会社も多い。ホーム ページを読んだり、会社説明会に出席したりすることで、しっかりと 調べることが必要である。
事前に用意したことが話せることはもちろんだが、それ以上に重要な のは、話し方、話すときの態度である。
下を向いて面白くなさそうな態度で話をしてしまうと、聞いているほ うは全くおもしろくないと感じてしまうのだ。楽しそうに話せている かも大切なポイントだ。(実際に楽しくないと相手に伝わらない) もし気になるならば、自己PRをビデオ(動画)で録画して、音声なし で再生して見てみよう。楽しそうな態度だろうか?おどおどしていな いだろうか?ポジティブに見えるだろうか?ジェスチャーなどは言葉 以上に相手に印象をあたえるので、表情や態度について、もう少し気 をつけて話をしよう。
あと、もうひとつ大切な点は、「素直さ」である。すべての準備を整 えたとしても、わからないことを面接官に聞かれることもある。
その時に、「勉強不足でわからないので、詳しく教えていただけます でしょうか?」と質問できる人は、ちゃんと評価される。逆に、「知 ったかぶり」をしてしまうと、相手にばれてしまい、信頼を失ってし まうので、「素直に、教えを請う」姿勢は、大切にしなければならない。
企業の中には、次回の選考までの宿題を、学生に課すところがある。 それは、課題の結果を確認することで、「学生が成長しそうかどうか」 を見極めているのである。課題の意図を把握できる理解力も同時に試 されている。
とはいえ、恐れることはない。ちゃんと課題に向き合い、ググれば、 答えが作れるものが多いからだ。気の利いたことまで言えるような知 識まで深められていると、一気に企業側の見る目が上がるので、ポイ ントを稼ぎたいところだ。
また、名刺交換を企業の方とした場合などは、簡単な面接の感想を添 えて、面接のお礼を面接した日の夜に、メールを出しておくとよい。
社会人並みの常識を持った学生=即戦力となるかも という評価につ ながる。
志望動機・会社でやりたいことを明確に語りすぎると、落ちてしまう 会社もあるから、要注意だ。大手有名企業では、いわゆる「つぶしが きく人材・オールマイティさ」が求められている場合もある。自分の 強み・専門性を生かして、「総合商社」の専門部門を志望するという 学生が多いが、入りたい部門が不採算部門だったり、人員整理の対象 となっていたりとかすると、確実に不採用となってしまう。
有名大手企業の内定を取りたい学生は、「何をやりたいか」よりも「何 でもやらせていただきます」というスタンスの方が、ウケが良かったり する場合もあり、注意して望んでいただきたい。
個別企業の状況に関しては、実際に働いている先輩の意見を参考にする とよいだろう。
以上を踏まえて、エントリーから最初のほうのステップで つまらない失敗をしないように準備と練習に励もう。

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