① 日中学生会議とはどのような団体ですか?
1986 年に設立された非営利かつ政治的・宗教的に中立な学生団体です。
毎年中国と日本両国の学生によって企画運営され、
日本と中国を舞台に開催されます。
色々なテーマでディスカッションを行う分科会活動をメインに、官庁等を訪れるフィールドワーク、両国の文化体験、
市内観光など様々なイベントからなります。学生という立場を生かした率直な討論や交流活動等を通じて、
日中友好を実現させることを目的としています。
毎年、
8月中旬の夏休みの間に約2週間開催されます。
② どのような学生が参加されますか?
日本側は、関東近辺の大学生が多いです。
大学名でいうと、
東大・慶應・早稲田・一橋・東京外語・法政・明治・立教・筑波・津田塾の学生がいます。例えばその中でも、
「中国に留学をして、語学は上達したけど、中国への理解をもっと深めたい。」
「中国の市場がこれから重要になるので、中国のことを理解したい。」
「三国志が好きで、中国に興味がある。」
「歴史問題について相互理解を深めたい。」
「学生団体事態に興味がある。」
このような興味を持った学生が参加しています。
中国側は、主に二つの地域から学生が参加します。
一つは、北京で、こちらは中国側の実行委員の
対外経済貿易大学が
北京市内の各大学に募集をしています。
もう一つは、広州と江門です。
広州外語大学と五邑大学から募集をしています。
参加人数は、
日本側が35名、中国側が40名の計75名です。
③ 日中学生会議の魅力は何ですか?
日中学生会議の大きな魅力として、
中国の北方と南方両方の学生と交流ができるということがあげられます。
中国を理解する上で、より多角的な視点を養うことができると思います。
あとは、長い期間、一緒に行動を共にするので、参加者同士もすごく仲良くなります。
夜遅くまで議論をしたり、一緒に観光にでかけたり、ただの旅行ではない濃密な2週間になりますし、
学生時代の大きな思い出の一つにもなると思います!
④ 実際にどのようなことを行うのですか?
メインは、
分科会活動になります。
分科会は、政治・経済・教育・メディア・環境がありそれぞれについて事前に調べて、中国側の学生と議論を行います。
議論は、通訳を介して行われるので、
中国語を話せなくても全く問題ありません。
分科会以外にも、中国側の学生と観光に出かけたり、文化交流などを行います。
文化交流は、お互いの伝統文化や現代文化を理解することが目的です。
例えば、中国側の学生が太極拳を披露してくれたり、日本側の学生がソーラン節を
披露したりしました。
⑤昨年、参加したときの感想を聞かせてください。
昨年は、中国開催で、北京と広州に行きました。
実際に参加してみて、
自分が知らなかった中国人の特徴を知ることができたことが
一番の収穫だったと思います。
例えば、中国人は日本人より自分を表現することが上手いと感じました。
意見を持っていたらはっきりと最後まで言いますし、初めて会う人にもすごく社交的な人が多いと感じました。
あとは、日本人は中国人にある種、強硬なイメージを持っている人も多いかと思いますが、
思っていたよりも中国の大学生は柔軟な考えを持っていることに、驚きました。
このような
世界観が変わる経験は、なかなかできませんし、実際に日中学生会議に参加してみないと、わからないことだったと思います。
⑥ 日中学生会議にはなぜ参加しようと思ったのですか?

大学1・2年生のときは、ビジネスサークルや学生交流団体などに所属していましたが、
交流する学生が日本人に限定されていることに気がつき、それでは
物足りないと感じるようになったのがきっかけです。
それから、海外の学生がどのようなことを考えているのかということに興味を持ち、その中でも、
これから伸びていくのは中国だと考え、日中学生会議に参加することを決めました。
⑦ そのあと、委員長になられたのはなぜですか?
最初に入った大学3年生の時は、中国に行って、学生と交流してやめようと思っていました(笑)。
ただ、実際に参加してみて、日中学生会議は
社会的意義があり、絶対に残していかなくてはならない団体だと強く感じ、
実行委員長を引き受けることにしました。
⑧ 最後に、どのような学生に参加してほしいですか?
日中学生会議は
運営メンバーとプログラム両方経験できるので、いいとこ取りしたい人、
日本語・中国語に限らず、議論好きな人、中国に興味がある人、学生団体に興味がある人、大歓迎です!
議論は、通訳がつくので、敷居は高くないですし、逆に語学を学ぶチャンスでもあります。
とてもすばらしい経験ができるので、
まずは飛び込んでほしいと思います。